
Japan v.s. Norway
"うーむ…。"前半45分を終えた時点で、口から出てきた言葉。
後ろを振り返るとプレス席に陣取った多数の日本人記者達が、試合速報なのか無心にパソコンに向かってタイプを打っていた。
"何をそんなに書くことがあるのか…。大変だろうな…。"
5月14日というこの時期、ヨーロッパの各国リーグのほとんどが終了し、ワールドカップに向けて多くの選手がシフトチェンジをしている時である。ワールドカップに出場することができる国、日本。できなかった国、ノルウェー。
試合前の心配事の一つは、"果たしてノルウェーが本気でやってくれるのか?、"そもそもスールシャール、リーセ、バッケといった主力は出場してくれるのか?"、というものだった。
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試合前の両チーム国歌脊賞。
ここまでは非常に期待を持たせたが…
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私は本当に恥ずかしい。そして心から謝りたい。"ノルウェー選手ありがとう。もうゆっくり休んで下さい"と。本当にワールドカップに出場する国はどちらなのだろう?いや、出場すべき国はどちらなのだろう?
面倒くさいからではない。私はこんな試合の記事なんか書きたくもない。美しき北欧の都市、オスロ。素晴らしい大自然からの産物、フィヨルド。心の中に残る数々のノルウェーに対する思い出。その中に含まれるはずだったこの試合。含めようがない。
お粗末なプレーの連続の3バック。ボールキープすらできないFW陣。才能豊かなMF陣をないがしろにするシステム。日本からの長旅、そしてレアルマドリッドとの雨中の試合の後ではあるが、ワールドカップ開催直前の大事なこの時期に、疲れていたは言い訳にならない。果たしてこの試合で何か収穫はあったのだろうか?
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試合後地元TV局からインタビューを受ける
スールシャール。本当にお疲れ様でした…
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システムの最終チェックに入るべきこの時期、あっさりと、本当にあっさりとFKからオフサイドトラップの逆をつかれての失点。0−2というスコアからも、点を取りに行こうとしない、動くのがあまりにも遅い選手交代。
試合後、選手出口で選手達が出てくるのを待っていた。先に現れたノルウェー選手。スールシャール、リーセと談笑し、バッケとは、リーズでの最終戦のときこの試合を見に行くと約束していたので、そのことを守った事を伝え、来シーズンのリーズ・ユナイテッドの成功を誓い合った。その横を無言で、うつむき加減で通り過ぎる日本人選手。少しだけでもいい、私は話したかった。もちろん選手達にその義務は全くないが…。しかし…。
本当に素晴らしかったノルウェーの大自然。本当に美しかった。欲を言えば、もう少し快晴で雨さえ降らなければ良かったのだが…。
今夏のワールドカップ、日本は梅雨時期真っ只中。"雨さえ降らなかったらなぁ…"などといった情けない後悔だけは本当にしたくない。
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